台湾旅

シニアが台湾旅行に行くなら「太魯閣(タロコ)」をおススメします

タロコ

台湾大好きな私が今回ご紹介するのは「太魯閣」の国家公園(タロコ渓谷)です。

断崖絶壁の山々やコバルトブルーの川、大理石の地層などといった素晴らしい景色が楽しめます。

タロコ

タロコ国家公園は、台湾八景の中でも最も美しいとされる観光地です。広大な敷地に広がる景色は絶景で、台湾八景の中でも得に美しいと言われています。

タロコ タロコ タロコ

ここでは、シニアが楽しくゆったり楽しめる太魯閣(以下タロコ)のおすすめのスポットをご紹介します。少々歩きますのでウォーキングシューズをおススメします。

【タロコ国家公園ご紹介の目次

タロコ国家公園とは
タロコ国家公園へのアクセス 
タロコ国家公園の見どころ
タロコ国家公園周辺のグルメ
まとめ 壮大な大理石の渓谷「タロコ国家公園」

タロコ国家公園とは

タロコ国家公園は、台湾東部にある総面積92,000ヘクタールの国立公園です。
山と海、両方の景観を合わせ持ち、大理石の産地としても知られています。

南北に約38キロ、東西へは約41キロと広大で、海抜0mの場所から僅か40kmで標高3740mまで上昇する険しい山岳地形は、変化に富んだ景観が見られ迫力満点です。

タロコのランドマークは遊客中心(観光案内所)です。何かあればココです。

住所 台湾花蓮県秀林郷富世村291号
営業時間 24時間(ビジターセンターは8:30〜17:00)
入場料 無料:錐麓遊歩道は大人NT$200(約720円)、6〜12歳NT$100(約360円) ※事前申請必要
定休日 なし
公式サイト 太魯閣國家公園 (taroko.gov.tw)

タロコ国家公園へのアクセス

タロコ国家公園へは、花蓮からのアクセスが便利です。台北からはツアーを利用したり、台湾鉄道+バスを利用していくことができます。

1.台北からツアーを利用する(シニアへのおススメはコレです)

台湾の旅行サイト「kkday」を利用すれば楽々移動です。台北発の詳細は下記になります。台北発|花蓮・太魯閣(タロコ) 1日観光ツアー(特急列車利用) – KKday

2.台北から台湾鉄道で花蓮まで移動してバスを利用する

台北から花蓮駅までは台湾鉄道を利用し、花蓮駅からはタロコ観光用のバスに乗車します。全てご自身での手配になりますのでご了承ください。

台湾鉄道は特急の「太魯閣号」か「自強号」を利用します。ネットからも購入可能です。時間に合わせて花蓮駅までご購入ください。

台北から花蓮駅までのチケット購入は①か②の方法になります。花蓮からタロコまでのチケット購入は③を参考にしてください。

チケット窓口(臺鐵服務中心)で購入の場合は「行き先」と乗車する列車(出発時刻、到着時刻)をお伝えください。(電光掲示板に直近の列車が表示されています)

②ネット購入は⇒  交通部臺灣鐵路管理局_首頁>線上訂票>個人訂票 (railway.gov.tw)台北駅の窓口(臺鐵服務中心)でパスポート番号を伝えると切符に交換してくれます。

花蓮駅からはタロコ観光用のバスが運行していますのでこちらを利用すると便利です。花蓮駅を背にして左側のオレンジ色の建物がバスのチケット売り場になります。

タロコ

1133Aのバスで約1時間に一本発車しています。所要時間は約1時間45分で料金は以下の表の通りです。チケットの購入は日本語OKです。ご安心ください。

チケットの種類 料金
片道 NT$92(約330円)
1日乗車券(おススメ) NT$250(約900円)
2日乗車券 NT$400(約1,440円)

バスのルートです。

タロコ

バスの時刻表です。

タロコ

3.花蓮駅からタクシーを利用する

お急ぎの方やグループで移動の方は、チャーターが便利です。ただし、運転手との交渉が中国語で必要になりますのでおススメできません。

チャーターは基本的に時間での交渉になり、相場は5時間だと、NT$2,000(約7,200円)8時間NT$3,000(約10,800円)となります。

シニアが楽しむ「タロコ国家公園」の見どころ

絶景の自然を楽しむ「タロコ国家公園」はきっと満足すると思います。

1.タロコ遊客中心(ビジターセンター)

タロコ国立公園の入口にある「タロコ遊客中心」は、売店や喫茶店を備えたビジターセンターです。観光でタロコを訪れたのであれば、まず始めに情報チェックです

特に道路情報など観光に役立つ太魯閣の情報も多数あります。また、先住民のタロコ族の歴史や生活様式などの展示物がありシニアは必見です。

タロコ

2.砂カ礑(シャーカダン)歩道 赤い鉄骨のアーチと白い大理石の柵が特徴

健脚のシニアにおススメがビジターセンターから、徒歩で約15分の「砂カ礑(シャーカダン)歩道」です。赤い鉄骨のアーチと白い大理石の柵が特徴の橋です

この橋から階段を降りると、全長約4.5キロメートルの「砂カ礑歩道」になります。約3~4時間で、最終地点の「三間屋」までを往復することができます。

「三間屋」までのコースは休憩所なども整備されているのでシニアにも安心のトレッキングコースです。

砂カ礑歩道

3.長春祠(チャンチュンシィ)タロコの中でも絶景のスポットです

長春橋を渡り、トンネルを抜けると「長春祠」です。ここから見る景色は、タロコの中でも絶景のスポットです。季節ごとの風景も素晴らしく必見です。

その下を流れる長春滝、長春祠の後方にある石段を上った先にある「観音洞」からは、立霧渓を一望することができます。

長春祠は、東西に抜ける道路を建設するため、工事に携わった関係者の慰霊が祀られている祠です。そのトンネルを掘る工事では、212名の方が亡くなりました。

また、この場所は崩落しやすい地層のため、祠が建てられた1958年の後も、二度落石が祠を直撃し全壊。現在の祠は1997年に再建されました。

 

長春祠 長春祠

4.燕子口(イェンツーコー)岩肌には大理石の美しいマーブル模様

石灰岩の地質に変わり、峡谷が更に狭くなっているエリアで、そそり立つ岩壁の中を歩きます。岩肌には大理石の美しいマーブル模様を見ることができます。

長年の浸食により作られた壁の穴にツバメが巣を作ると言い伝えられてきた事から燕子口の名前がついたと言われています。

燕子口 燕子口

5.九曲洞(チュゥクゥドン) タロコで一番美しい渓谷

九曲洞は、タロコ国家公園の中で最も美しいと言われている渓谷です。kここが入口です。

九曲洞

山肌に造られた遊歩道の真下には急流が流れ、両岸の造形は圧巻です。また、九曲洞遊歩道の壁に刻まれている「九曲蟠龍」から見る峡谷は自然が作り出した「美」そのものです。

九曲洞 九曲洞 九曲洞

6.天祥(ティエンション)立霧渓と大沙渓が合流するタロコ峡谷観光の折り返し地点

立霧渓と大沙渓が合流するタロコ峡谷観光の折り返し地点です。かつては先住民の一つタロコ族の拠点でした。

天祥のシンボルである祥徳寺の天峰塔からは絶景が望めることができます。吊り橋のたもとには天峰塔のある天祥寺があるのでぜひ立ち寄ってみてください。

天祥 天祥 天祥

シニアにおススメ タロコ国家公園周辺のグルメ

タロコ国家公園には、花蓮から日帰りで来られる方が多数だと思います。

花蓮には、多数のお店や有名夜市があるので、戻って食事の方が多いと思います。しかし、せっかくのタロコですから大自然の中でローカルフードを楽しんでください

渓谷の白黒の世界から色鮮やかなタロコの伝統的な料理をご堪能ください。

1. 赫赫斯(フゥフゥスゥ)部族のおふくろの味が体験できる食堂

地元ならではの食材で作られた、野菜豊富なメニューはどれも健康的でおすすめです。麺やご飯に小菜の小鉢がついています。場所はビジターセンターから徒歩15分程です。

詳しくはこちら ⇒ https://www.facebook.com/pg/Huhusfood05/about/

赫赫斯 赫赫斯

2.太魯閣一家村食堂 チキンライスが評判のお店です

太魯閣一家村食堂は、チキンライスが評判のお店です

ランチ(10:00〜14:00)のみの営業です売り切れてしまう事も多いので、早めの時間に行く事をおすすめします

太魯閣一家村食堂

新鮮な鶏肉を使用したチキンライスは、脂っぽさが無くさっぱり系です。ライスや副菜にかけられたチキンオイルの香りが良く、シニアも違和感なく食せます。

*画像が無かったのでイメージ画像です!

太魯閣一家村食堂 チキンライス

3. 達央風味餐無国界料理 新鮮な海鮮でシニアも満足なお味です

ビジターセンターから少し離れていますが、車で約10分程の達央風味餐無国界料理です。
新鮮な魚介が食べれると評判ですが、肉や野菜の料理もどれも美味しくおすすめです。

豊富なメニューから食べたい物を選んで皆でシェアするのがベターです。

達央風味餐無国界料理

詳しくはこちら ⇒ https://www.funhualien.com.tw/dayangfood

まとめ 壮大な大理石の渓谷「タロコ国家公園」

世界でも数少な豊かな自然と壮大な大理石の渓谷「タロコ国家公園」のご紹介でした。

原住民が居住しているそのままの姿が残っているタロコは貴重な存在です。しかし、ほとんどの名所はできるだけ自然そのままの状態を維持しているため、影響を受けやすいです

日によって入ることの出来ないエリアや危険が伴うこともよくあります。まずは事前にタロコの状況を確認ください。こちらです ⇒ 太魯閣國家公園 (taroko.gov.tw)

日本からでもリアルタイムで確認できます。

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