今回は台北・台中を楽しむためのスケジュールにしました。台中へはNHKドラマ「路」で話題となった台湾新幹線を利用します。台中ではツアーを利用して効率的に観光を楽しみます。
体調を最優先に考え、台中で2泊、台北で1泊のプランを提案します。無理せず、ゆったり、楽に、よくばりなプランにしました。
まずはこのブログで旅気分を体感ください。
1日目の予定
シニアは早起きが得意ですから時間に余裕をもってスタートです。旅のスタートは成田になりますので出発の2時間前には到着したいです。
1.自宅から成田空港
成田空港までは公共交通機関が便利です。選択肢はJR、京成、リムジンバス、タクシー等ありますが料金、利便性を考慮すると京成のスカイライナーがおススメです。
京成は上野始発ですが、JR上野駅からの乗り換えは不便です。そこでおススメなのが、JR日暮里駅での乗換えです。
JRからの乗り換えは分かりやすいですし、移動距離も少ないです。また乗り換え改札のすぐ近くにエスカレーターやエレベーターがありホームまでの移動も楽々です。
京成の「スカイライナー」は日暮里駅から成田空港まで所要時間は約36分でお値段は片道お一人2,520円です。
2.成田空港
成田空港駅に到着後は搭乗手続きを済ませ荷物を預けて身軽になりましょう。時期により混雑します。早めに出国手続きを済ませて免税店でのウィンドショッピングで楽しむのもありです。
3.桃園国際空港
日本との時差はマイナス1時間になります。飛行時間は4時間20分です。桃園国際空港到着後は出国手続き所まで徒歩移動があります。
出国手続きは時期により混雑します。最大で60分程度の時間を要します。
① 両替について
両替は空港が便利です。クレジットカードを使用してのATM両替か両替窓口での現金両替ができます。
両替その1 現金での両替はこちら!
両替その2 ATMでの両替はこちら!
② SIMカードについて
台湾電信などが旅行者向けのSIMカードを販売しており現地でスマホを利用したい人には空港での購入がおススメです。
SIMカードは、スマホ所有者の契約情報や使用する電話番号などが記録されたICカードのことです。スマホで電話やインターネット通信を行う場合には、SIMカードが不可欠です。
一般的にSIMカードはスマホの利用開始時や機種変更時にしか見ることはありませんが、非常に重要な役割を果たしています。SIMカードの料金表はこちら!
今回は3泊4日の旅ですので購入の場合は5日間で、データ通信は無制限です。
プラン | 有効期限 | 通話費 | 料金NT$(円) |
B | 5日間 | 50NT$分が込 | 300(約1,080) |
C | 5日間 | 300NT$分が込 | 500(約1,800) |
Bプランがおススメです!(B、Cとも通信費がセットになっているプランです)
4.桃園国際空港から台湾新幹線の高鉄桃園駅へ
「桃園国際空港のターミナル1・2」から台湾新幹線(台湾高速鉄道)の「高鉄桃園駅」までは約7km離れた場所にあります。アクセス方法は2種類です。
①桃園空港MRT(桃園機場捷運)
②タクシー
① 桃園空港MRT(桃園機場捷運)
「桃園空港站」から「高鐵桃園站」までは各駅停車で直通です。
区間 | 所要時間 | 料金NT$(円) |
桃園空港ターミナル1(機場第一航廈) → 高鐵桃園站 | 20分 | 35(約126) |
桃園空港ターミナル2(機場第二航廈) → 高鐵桃園站 | 17分 | 35(約126) |
② タクシー
「桃園空港站」から「高鐵桃園站」までのタクシー料金目安はNT$330。
看板に記載の英語の案内の通り、表示価格は推定の料金です。
実際のタクシー運賃はタクシーメーターの料金に基づきます。
所要時間 | 料金NT$(円) |
25分 | 約330(約1,190) 実際の料金はメーター料金に基づきます) |
5.新幹線と在来線で台中駅へ移動
台中へはNHKドラマ「路」で話題となった台湾新幹線を利用します。車両は日本と同じ仕様ですので「ここは日本?」と錯覚するかもしれません。乗車時間は約40分です。
① 料金について
高鐵のチケットは外国人専用のサイト「kkday」で事前に購入することで、20%OFFになります。外国人限定の料金で、購入時にパスポート情報が必要です。
「kkday」で事前に購入すると台中駅まで一人片道で約1,560円になります。
② 事前購入したチケットの利用手順です
kkdayのサイトで事前購入すると、バウチャーが発行されます。これをプリントアウトして駅の窓口に持っていきます。スマホのバウチャー画面を見せてもOKです。
駅の高鐵窓口でバウチャーとパスポートを出します。乗車日の確認、どの時間の列車がいいかを聞かれます。列車を選ぶとチケットを用意してくれます。これで引き換え完了です。
列車を選ぶ時も、ディスプレイを見せながら定時してくれるため、中国語も英語も話せなくても何とかなります。
③ 高鐵台中駅から徒歩で在来線の新烏日駅に移動します
「新烏日駅」から台中駅へは、約10分です。
④ 台中駅へ到着
台中駅は新しくなりましたが、以前は日本統治時代に建てられた駅舎で東京駅のような作りでした。旧駅舎もイイですね。
5.台中駅近くのホテルへ移動
朝から移動でお疲れですので、まずはホテルで休憩です。ホテルは台中駅近くをおススメします。コンビニ等のお店があり、鉄道、バス、タクシーと移動手段が豊富で便利です。
台中駅にあるドリンクスタンドでタピオカミルクティーや台湾茶を購入してホテルで一休み疲れも和らぎ至福のひと時ひとになります。
6.お楽しみの台湾グルメを堪能しましょう!
ホテルで、ひと休みしたところでお楽しみの台湾グルメを堪能しましょう!
おススメはここ!「沁園春の小籠包」です
「沁園春」は、なんとあの蒋介石も台中に来るたびに食べに訪れたと言われている名店!1949年開業と歴史あるお店です。
沁園春の小籠包の特徴は1粒1粒が大ぶりで、中にスープがたっぷり入っていること。皮は薄皮でスープと餡の旨味も十分に味わえます。
値段も8個入りNT$180(約650円)とリーズナブル♪こちらのお店は昼から開店しているのでランチに訪れるのもいいですね。
▶︎営業時間:火〜日曜 11:00~14:00 17:00〜21:00
▶︎住所:台中市中区台灣大道一段129号(map)
▶︎行き方:台湾鉄道・台中駅から徒歩6分
7.夜市 「中華路夜市」
体力に余裕があれば夜市もありです。台中では逢甲觀光夜市が1番大きい夜市ですが、今日は疲労度を考慮して近場の夜市を散策しましょう。
① おススメは「中華路夜市」です
台中で一番歴史のある夜市です。歩行者天国ではありませんので多少注意が必要ですが、夜市の雰囲気を感じるには十分な規模です。台中駅からタクシーで約10分です。
■詳細情報
・名称:中華路夜市
・住所:台中市中區公園路400
・アクセス:台湾鉄道台中駅よりタクシーで10分
・営業時間:18:00~翌3:00頃(店舗により異なる)
② 中華路夜市のおススメの店は「陳記四十年代老店 雞蛋蚵仔煎」です
店名は「陳記四十年代老店 雞蛋蚵仔煎」で40年続く老舗店です。カキが入った「蚵仔煎」という台湾名物のオムレツがとってもおいしいんです。
お値段ですがNT$60(約220円)です。他も同じような価格なのでお腹に余裕があれば他のメニューも注文してみては如何でしょうか?
・名称:陳記四十年代老店 雞蛋蚵仔煎
・住所:台中市中區中華路一段197號400
・アクセス:中華路一段道路沿い、一心牛排館(ステーキ屋)反対側。
・営業時間:毎日18:00~翌1:00まで
・電話番号:+886 4 2227 3193
疲れたら、ホテルへタクシーで戻りましょう。夜市の近くはタクシーも多いのですぐに乗車可能です。
2日目の予定
2日目は台中観光です。午前中は散策気分で観光スポットを巡ります。午後は効率と疲労軽減を重視してツアーを利用します。バスでの移動になりますので快適です。
1.朝ごはん
台湾は朝ごはんも有名です。通称「朝ごはん屋さん」も多数あります。定番のおかゆ、肉包、麵線他、メニューも多彩です。これも楽しみましょう。
① おススメは「第二市場」です
ホテルの朝食もイイですが、せっかくですから朝食抜きのプランにして、台中の美味しい物が集まっている第二市場で台中グルメを楽しみましょう。
②「山河魯肉飯」の魯肉飯(ルーローファン)
第二市場でぜひ食べてみてほしい料理は「山河魯肉飯」の魯肉飯(ルーローファン)です。魯肉飯は煮込んだ豚肉を細かく刻んで、ご飯の上に乗せて食べるのが一般的です。
が・・・こちらのお店の魯肉飯は一味違います。たっぷり煮込んだ豚肉を一塊乗せるスタイルです。時間をかけて煮込んだ魯肉飯の優しい味が堪らないので、一度ご賞味ください。
③ 次のおススメは「王家菜頭粿糯米腸」注文は指差しでOKです。
3点セット(菜頭粿+米腸+蛋)でNT$60(約220円)がおススメです。1人では食べきれないと思いますので2人でシェアが丁度イイです。中身はこれ!
菜頭粿は大根もち「蘿蔔糕」、米腸は豚の腸にもち米を詰めて焼いたもの、蛋は程よく焼いてある目玉焼きです。大根もちも米腸もどちらもビッグサイズです。
④ 老賴紅茶(黄色いコップの山積みが目印です)
甘さは固定なので選べませんが、ミルクティーは人気です。甘いのが苦手な人はストレートティーがあります。場所は『王記蘿蔔糕』の向かい側にあります。
ミルクティーはNT$35(約130円)タピオカミルクティーはNT$40(約150円)ストレートティーはNT$20(約73円)でサイズはたっぷりのLサイズになります。
朝食後は一度、ホテルに戻って一休みです。
2.台中の観光地ツアー
新幹線のチケットを予約したkkdayのツアーに申し込みます。1日コースのみの販売になっていました。(昨年は午後からのツアーがありましたが休止中でした)
お申込みは書きのURLから申し込みできます。事前決済になりますが、日本語のサイトですので安心して申し込めます。価格は お一人 3,360円となります。
https://www.kkday.com/ja/product/2855
このツアーは観光バスの移動で効率的に観光できるのが特徴です。トイレ休憩もあり安心移動です。また、解散地はホテルか逢甲夜市を選べますので良心的です。
・集合時間・場所:
– 10:00:台湾新幹線(高鉄)台中駅6番出口ファミリーマート(全家)前
– 10:30 :台中プラザホテル前(台中中欣商務精品飯店)
– 10:00 – 10:30:台中市内各ホテル
*ご予約時にホテル名と住所をお知らせください。ご予約後に正確なお迎えの時間をご連絡いたします。
・催行時間:約9時間
・帰路情報:18:00頃 逢甲夜市 / 台中市内ホテル到着予定
*ご予約時にご希望の下車地点をお知らせください。
*夏季の帰着時間は日没時間により異なり、19:00 – 19:30頃の市内到着予定です。実際の到着時間は当日の状況により異なります。
・ツアーの種類:混乗ツアー(混載車で行います)
・最少催行人数:2名
・ガイドの使用言語:中国語 日本語もOKでした
① 宮原眼科
ここでワンポイント「宮原眼科」
1927年、宮原武熊医師が台中駅前に「宮原眼科」を開院。戦後、宮原医師は日本へ帰国。医院は国民党政府に管理され、「台中市衛生院」として再利用。
その後衛生院も閉鎖され、数十年の間、建物のみが残されていました。そこを日出グループが改装し始め、新イメージを打ち出したというわけです。
赤レンガ造りの2階建てであった建物は、緑川と台中駅の間にあり、大勢の人々でにぎやかだったころがしのばれます。ここは、台鉄「台中」駅のすぐそばで、徒歩1分!店の角から台中駅も見えます。
宮原眼科内はゴージャス!
お土産の定番の数々です!つい買いすぎちゃいますね。
そして絶対食べたい宮原眼科名物のアイスクリームです。トッピングが豊富で楽しめます。2人でシェアが丁度イイです。
アイスクリームは本店には座席が無いため、少し離れた直営店で購入して食べるのがベターです。座席も多数で、ゆったり落ち着いて美味しさを堪能できます。
宮原眼科のアイスクリームのメニュー表です。中国語と英語だけでなく日本語のメニューもあるので安心です。
アイスの種類は時期により変化しますが全部で約60種類です。フレーバーは「お茶系」「フルーツ系」「チョコレート系」「その他」に分かれています。
種類が多すぎて決められない!という場合は、「目のマーク」が付いた人気フレーバーがおススメです。価格はトッピング次第ですのでメニューを参考にしてください。
基本となるアイスの価格です。
アイス1個 | NT$90 | 約328円 |
アイス2個 | NT$160 | 約583円 |
アイス3個 | NT$225 | 約820円 |
土台のワッフルボール | NT$20 | 約73円 |
美味しいアイスクリームを食べ終わったらツアーの集合場所に移動しましょう。
② 勤美誠品綠園道
商業ビルの前に公園があるイメージです。地下にはイートインコーナー等あり飲食の調達はこちらでOKです。
③ 彩虹眷村(レインボービレッジ)
ここでワンポイント「彩虹眷村(レインボービレッジ)」
もともと彩虹眷村(レインボービレッジ)は干城六村といい、外省人(戦後に中国大陸から渡ってきた人々)が居住する地区でした。
ある日、黄さん(お爺さん)が家の前の150mの通り道の壁に一筆一筆鮮やかな絵を描き始めたことから、レインボービレッジ(彩虹眷村)の歴史が始まります。
近年ではインスタ映えするスポットとして国内外の旅行者に大人気のスポットになりました。台中一のフォトジェニックなスポットをお楽しみください。
④ 台中国家歌劇院
ここでワンポイント「台中国家歌劇院」
世界的建築家の伊東豊雄氏が設計し、ロイター通信によって「世界の9大新ランドマーク」にも選ばれた台中国家歌劇院です。伊東氏は東京の新国立競技場「B案」を設計したことでも知られています。
台中国家歌劇院は2016年9月30日に正式オープンすると、今までに類をみない個性的なフォルムや構造から、たちまち世界の熱い視線を集めました。
⑤ 高美湿地(高美濕地)
ここでワンポイント「高美湿地(高美濕地)」
台中旅行では必ず訪れたいスポットの1つ・高美湿地。大甲渓(大甲川)河口の南側に位置する湿地の面積は、約1500ヘクタールという広大さです。
風がおさまるタイミングで鏡のような水面に反射する空は、まるでウユニ塩湖のような絶景と言われています。
台中では夕日がもっとも綺麗なスポットとしても知られ、巨大な風力発電機が並ぶ夕焼けの眺めは必見の美しさです。
⑥ 逢甲夜市
ここでワンポイント「逢甲夜市」
逢甲大学のそばにあるため学生街としても栄えている逢甲夜市は、規模も大きく、安くて美味しいグルメが多いのが特徴です。
とても大き夜市なのでつい目移りしますが、台中の美食を制覇してください。
逢甲夜市と言えば「これっ!」を紹介します。
蛋餅(ダンビン/dànbǐng)
地瓜球(ディグァチウ/Dìguā qiú)
芋頭(ユィトウ/yùtou)
臭豆腐(チョウドウフ/Chòu dòufu)
かき氷(ビングォ/bīngguǒ)
蛋餅(ダンビン/dànbǐng)
台湾の代表的な朝ごはんの一つでもある蛋餅(薄い卵焼きのような台湾風クレープ)です。おススメ店は明倫蛋餅(ミンルンダンビン/Mínglún dànbǐng)
薄く焼かれた生地は、ほんのり甘く、もちもちの食感。その生地に溶き卵とネギを載せて、クルクルっと巻いてくれます。中の具材はシンプルですが美味いです!
軽めの一品なので夜食にもぴったりです。お値段もNT$40(約145円)とお得なのも魅力の一つです。地元民にも人気のお店で、お店の前は沢山のお客さんで賑わっています。
注文の際は、お店の前にある番号札を取って待ちます。看板の横にある掲示板に自分の番号札の数字が表示されたら、お兄さんが焼いている鉄板の前へ行って、購入したい個数とソースの味を伝えます。
ソースは4種類です。お好きな味をセレクトしてください。
・甜辣醬(ティエンラージャン:甘辛ソース)
・醬油(ジャンヨウ:醤油)
・胡椒粉(フージャオフェン:胡椒)
・辣椒粉(ラージャオフェン:粉唐辛子)
地瓜球(ディグァチウ/Dìguā qiú)
台湾の夜市でよく見かけるスイーツでコロコロとした地瓜球(ディグァチウ/Dìguā qiú)「さつまいもボール」です。
さつまいもを使ったタネを空気を含ませながら揚げるのですが、サクサク、もちもち、とっても軽い食感で、口に入れるとさつまいものやさしい甘みが広がります。
逢甲夜市で欠かせない地瓜球のおススメ店は溫家正宗逢甲地瓜球です 。逢甲大学すぐ隣にある屋台なのですぐ分かります。
お値段は地瓜球(小)密地瓜(小)ともNT$40(約145円)です。
芋頭(ユィトウ/yùtou)
芋頭はタロイモのことです。タロイモベースに数種類トッピングしてスイーツとしていただきます。温かい、冷たいが選べて1年中たのしむことができます。
おススメ店は大甲芋頭城(ダージャーユィトウチェン/Dàjiǎ yùtou chéng)です。大甲名物のタロイモを使ったアイスクリームやかき氷、ドリンクなどを楽しむことができます。
お値段は温、冷ともNT$45(約165円)です。このボリュームはお得です。
臭豆腐(チョウドウフ/Chòu dòufu)
「臭豆腐」と聞いただけで警戒してしまう人も多いかと思います。一般的に臭豆腐は揚げるタイプと蒸すタイプに分かれています。
揚げる臭豆腐は独特の匂いもやわらぎ、サクッとした食感でとても食べやすいんです。というわけで、臭豆腐に初挑戦するならば、絶対に揚げた臭豆腐がおススメです。
そこで、是非チャレンジしてみたい!という方におススメのお店は揚げる臭豆腐の人気店の紅茶臭豆腐(ホンチャー チョウドウフ/Hóngchá chòu dòufu)です。
価格は 60NT$(約220円)です。
「紅茶臭豆腐」の臭豆腐はとても食べやすく、できたてはサクサク!醤油ベースのタレに、台湾風のキムチも添えられていて、とっても美味しいんです。
食感を変えながら様々なバリエーションで楽しむことができ、ビールに合います!よくお店の前では試食を配っているので、ぜひチャレンジしてみてください。
フルーツてんこもりのかき氷
最後にご紹介するのはやっぱりスイーツ。最後の締めで食べたいフルーツがたっぷり載ったかき氷です。
ずばり!おススメのお店は 逢甲冰菓室(フォンジャー ビングオシー/Féngjiǎ bīngguǒshì )です。ボリュームに圧倒されますが、マンゴー好きにはたまらないです!
1人では食べきれないかもしれませんので2人でシェアが無難かな?と思います。価格はNT$160~200(約580円~720円)です。
今日1日は朝から観光でお疲れだと思います。お帰りはタクシーをおススメします。安全にホテルへ帰りましょう。お疲れ様でした。
3日目の予定
台中は最終日です。前日の疲れが残っているようでしたらゆっくり起床ですね。今日は台北へ移動しますので荷物のチェックも忘れずにしましょう。
1.朝ごはん
お疲れの身体と胃にやさしい鹹豆漿(シェントウジャン)を今日の朝ごはんにしましょう。おススメのお店は永和四海豆漿大王です。
「鹹豆漿」は温かい豆乳で、揚げパンや切り干し大根、酢などが入っています。
酢が入っているので、まぜるとおぼろ豆腐のようになります。価格はNT$20(約73円)
足りないようでしたら「葱抓餅(ツォンジュアピン)」もおすすめメニューです葱抓餅は、生地が何重もの層になってサクサク、ふわふわです。これに蛋(ダン)=卵をプラスすると更に美味しいです。価格はNT$20(約73円)
他、台湾おにぎりもあります。見た目よりもボリュウームあります。
文字は小さいですがメニューです。
自由路二段88之2號 中區, 台中市 400 台湾 Googleマップで開く
2.新幹線で台北へ移動
台中は中身の濃い2日間だったと思います。朝食後は少しゆっくりしてホテルをチェックアウトします。そして、行きと同様、在来線と新幹線で台北へ移動します。
チケットは同じく kkdayで手配します。台中⇒台北(約1時間) 2,021円です。【台中駅発 20%割引】台湾新幹線(台湾高速鉄道)割引きっぷ
3.ホテルへ移動し休憩
台北駅周辺のホテルを予約すれば移動も観光も楽です。
ホテルへ到着後は休憩です。昼寝もOKです。午後からの観光に備え元気をチャージです。
4.台北観光
ゆっくり休んだら台北観光です。今日は台北市内ですので、安くて便利なMRTを使用します。もちろんタクシーでもOKです。
① 鼎泰豐(ディンタイフォン)でランチ
台北駅からMRTを利用します。路線は「赤色」で次が中山駅ですからすぐ到着です。車内放送は日本語もありますので確認してくださいね。
どこの店舗も混みますが穴場の店舗は新光三越 南西店1館の地下2階にあります。場所はわかりやすくMRT中山駅の3番出口が最寄りです。
鼎泰豐は小籠包が看板メニューの点心料理店です。1958年に台湾台北市で食用油を取り扱う油問屋として創業し,1972年に小籠包を始めとする点心料理の販売を始めました。
鼎泰豊の小籠包は地元を中心に美食家達の評判を呼び、新聞や雑誌のグルメコーナーでも紹介される人気レストランとなりました。
1993年にはニューヨークタイムズ紙で「世界の人気レストラン10店」の1つにも選ばれ、一躍知名度が上がり、台湾国外からも多くの観光客が来店する世界的なブランドとなりました。
人気店ということもあり、観光客で溢れる永康街の本店や台北101店は、待ち時間およそ1時間程は覚悟しなければなりませんが、新光三越 南西店の鼎泰豊は空いています。
名物は小籠包ですが、他にもおいしいものはたくさんありますので食べたいものをオーダーしてくださいね。
鼎泰豐が奨励する基本的な小籠包の食べ方を紹介します。
①小籠包の皮が破れないように、絞られている頭の部分をお箸でつまみタレをつけます。
②タレをつけたらすぐに口に入れず(とても熱いので注意)に、レンゲにのせます。
③レンゲの上にのせた小籠包をお箸で割るか、もしくはかぶりつき割ります。
④小籠包から出てきたスープを味わいます(火傷に注意)。
⑤濃厚な美味しい肉汁スープを味わった後は、小籠包を口の中で味わいます。
そして必ずオーダーするのが炒飯です。パラパラ感が絶妙でおススメです!
鼎泰豊 南西店 ディンタイフォン
台湾台北市中山区南京西路12号 新光三越南西店1館 B2F TEL:02-2511-1555
営業時間:月~木・日11:00~21:30、金・土・祝前日11:00~22:00(無休)
日本語メニュー有
http://www.dintaifung.com.tw/
② 忠烈祠の見学
小籠包の次は「忠烈祠」です。場所はMRT中山駅から3つ目、圓山駅(路線は「赤色」)からタクシーで約5分の場所にあります。タクシーで直接行くのもありです。
日本の護国神社があった場所です。戦後、中華民国国民政党権によって「忠烈祠」と改められました。ここで人気なのが衛兵交代式です。
陸、空、海軍から選抜された兵士が大門と大殿を各2人で守護しており、1時間毎に交代します。衛兵交代式が人気の観光スポットになっています。
③ 台北101
次は台北のシンボルタワー「台北101」へタクシーとMRTで移動します。タクシーでMRT圓山駅まで行き「赤色路線」の電車で象山方面に乗ります。降車駅は「台北101」です。
展望デッキからの眺めは最高です。ただし、強風の場合はデッキは不可になります。展望台のチケット代はNT$540(約1,950円)です。
徒歩移動が多かったので、お疲れだと思います。外の景色を眺めながらの休憩でゆったりタイムを堪能しましょう。
左の写真は台北101名物のNEW YEAR花火です。1月1日午前0時に煌めく花火は最高です。10分程度ですが、101の周りはひと、ヒト、人だらけです。
台北のシンボルとも言える全長509mの高層ビルです。2004年に世界一の高さを誇るビルとして日本の共同企業団体が中心となり建築されました。
2007年にドバイの828mのブルジュ・ハリファに越されてしましましたが、未だに東アジア1高いビルとなっています。
台北101という名は地上101階建てという意味の他に、「100を越え更なる高みを目指す」という意味もあります。
またビルの外壁には古銭や金庫の鍵をイメージして作られた装飾がされており「金銭運の象徴」としても人気があります。
お金がどんどん入る「8」という数字にもこだわりがあり、タワー部分の8層おきに8つの節があります。
また、出世を象徴する「竹」をモチーフに建てられていることもポイントです。
http://www2.taipei-101.com.tw/tw
④ 夜市を散策 ⇒ 士林観光夜市 or 饒河街観光夜市
台湾は各地域で多数の夜市があります。そこで今回の夜市散策は行きたい夜市を選んで頂きます。双方ともにぎやかな夜市です。体調に合わせてお選びください。
台北一の夜市「士林観光夜市」
MRT台北101駅から(赤色の路線)淡水方面に乗車、劍潭駅(ジェンタン)で下車します。
乗り換えなしで約20分です。台北一の夜市「士林観光夜市」はMRTの出口を出たらすぐ目の前です。屋台がたくさん出ていますので見ているだけでも楽しくなります。
流行のファッション衣類や靴のほか、定評の屋台料理が多数あり、どれも食欲を刺激してくれるはずです。とにかく広いので迷わないでくださいね。
一本道で道に迷いにくい饒河街観光夜市
シニアには一本道で道に迷いにくい饒河街観光夜市もおススメです。101駅からタクシーかMRTを利用します。MRTは2回乗り換えがありますのでタクシーがおススメです。
タクシーは「饒河街観光夜市」でわかります。ガイドブックや記載した紙、スマホの画面を見せればOKです。
MRTの場合は101駅から赤色の淡水信義線「淡水方面」に乗り、大安駅で黄土色の文湖線に乗換えます。2つ目の南京復興駅で緑色の松山新店線に乗換えます。
松山新店線では「松山方面」に乗り終点の松山駅で下車します。饒河街観光夜市は1番出口になります。
ここでは昔ながらの名物グルメを楽しみましょう。一番人気は「福州世祖胡椒餅」の胡椒餅です。ジューシーな胡椒の効いた豚肉の餡とパリパリの皮は、できたてだからこそ味わえる美味しさです。ただし行列必至です。
もう一つの人気店「東發號」には三品しかメニューはありませんが「蚵仔麵線」は極細麺にカキとモツが入った鰹ベースのとろみ素麺です。
これにおこわの「油飯」をつけたらシニアにはもうお腹いっぱいです。
「加賀魷魚大王」は燙魷魚(ゆでスルメイカ)の専門店です。さくっとかめるほど柔らいイカはプリプリという形容がぴったりで、驚きの食感です。
原味(特製タレ)、沙茶(魚介をベースに香味野菜を加えた調味料)、蒜味(にんにく)、辣味(辛味)、哇沙米(わさび)の5種類で、新鮮なイカがさまざまな味で楽しめます。
辣味の少しピリ辛「小辣(シャオラー)」がお薦め。ゆっくり食べたい方は店舗の2階で座って食べることもできます。
*いろいろ食べたい方は一人で一人前は多いので2人で1人前が丁度イイ感じです。
⑤ ホテルに戻り、1日の疲れを取る
帰りは歩き疲れもありますのでタクシーがおススメです。そして、疲れを癒しにマッサージに行きたい方におススメなのが「6星集足體養身會館」です。
「6星集足體養身會館」は台北に5つの店を持つチェーン店です。台湾名物の足裏マッサージのほか、足と全身マッサージなどがセットになったメニューもあります。どの店舗も深夜まで営業しているので、帰りの時間を気にしないですむのがありがたいです。
近くになければ、宿泊しているホテルに聞いてみるのもいいと思います。
そして、明日は最終日です。荷物の整理をして就寝しましょう。
4日目の予定(最終日)
楽しかった旅も最終日です。シニア流にしっかり楽しんで帰国します。
1.人気のパワースポット龍山寺へ
ご利益があると評判で、朝から参拝客の姿が絶えない「龍山寺」。
1738年創建という台湾最古の寺院で、台北でも特に人気のあるお寺です。
ここには仏教だけでなく、道教や民間信仰の神も祀られており、恋愛成就や商売繁盛などたいていの願いは聞いてくれるそうです。線香とロウソクを購入して、台湾式のお参りをしてみましょう。
正式名称は「艋舺龍山寺(マンカーロンシャンスー)」、艋舺は現在の萬華地区の意味で台北発祥の地と言われています。
中国大陸の福建省から人々が艋舺に移住してきた当時、生活環境が悪く疫病が流行したため、神のご加護と平安を祈る為に1738年に建てられたのが龍山寺の始まりでした。
龍山寺は伝統的な中国の 四合院宮殿式を採用し、北を背に前殿、本殿、後殿、左右の鐘樓、鼓樓と回廊で「回」の形に構成されています。
周辺はレトロな町並みで、下町スイーツの人気店もあります。
2.迪化街で散策とショッピング
かつて水運を利用して栄えた問屋街の迪化街(ディーホアジェ)へは、龍山寺からはタクシーを使うとシニアには楽(約20分)です。
20世紀初頭までに建てられたレトロ建築が目を引きますが、それを改装したリノベーションスポットも人気です。最終日なので、ドライフルーツやカラスミ、日用品などを買ってみてはいかがでしょうか?
「永久號」はカラスミがお得です。不ぞろい品が安くて狙い目です!
迪化街は、18世紀末にまでさかのぼる古い街。日本の統治が終わる1940年代までに建築された、それぞれの時代を感じさせるような建物が多く残されています。
店舗と住居を兼ねた建物は中国南部風の建物や、壮麗な柱を用いたバロック様式、凝った壁面が美しいアール・デコ様式もあり、とバラエティ豊かです。
3.荷物をピックアップし、空港へ
さあ、そろそろ帰国の時間です。MRT桃園空港線台北駅から桃園空港までは30分。タクシーなら45分ぐらい見ておいたほうがいいでしょう。
早めに空港に行って、そこでランチをとるのもいいかもしれません。お疲れ様でした。
台湾の〆めしは小籠包?
牛肉麺(ニューロウメン)にしますか?
そして、荷物、貴重品、スマホのチェックを忘れずに!
忘れ物が無いか?最後のチェックです。特に、パスポートや航空券、財布等は有無を確認してくださいね。
「シニア世代におすすめ! 無理せず台北・台中を楽しむ3泊4日のよくばりコース」は如何でしたでしょうか?まだまだ見どころ多数です。
それでは次回の「シニア世代におすすめ旅」でお会いましょう! 再見!